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丙辰丸盟約 へいしんまるめいやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

丙辰丸盟約
へいしんまるめいやく

幕末,長州藩と水戸藩の尊王攘夷派同志の間に結ばれた盟約。「成破の盟」ともいう。万延1 (1860) 年長州藩の洋式軍艦『丙辰丸』のなかで,長州からは桂小五郎 (木戸孝允) ,松島剛蔵,水戸からは西丸帯刀らが会同し,その結果,同年6月 22日 (19日説もある) に長州を「成」 (改造後の事態収拾を受持つ) ,水戸を「破」 (改造のための破壊を受持つ) とし,幕府首脳部の改革を目的とする盟約が成立した。

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世界大百科事典内の丙辰丸盟約の言及

【木戸孝允】より

…1849年(嘉永2)吉田松陰の門下となり,52年江戸に出て斎藤弥九郎の塾で修業。やがて尊王攘夷運動に参加し,60年(万延1)井伊大老暗殺直後に水戸藩士西丸帯刀(たてわき)らと丙辰丸盟約を結んだ。尊王攘夷運動の隆盛期に長州藩を代表して諸藩人士と接触,ひろく知られるようになった。…

※「丙辰丸盟約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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