両原村
りようはらむら
[現在地名]昭和村両原
喰丸村の南東七町余にあり、館の腰山(九六二メートル)と明王山(九六四メートル)の鞍部平地に位置し村内を田島街道が通り、また大蘆村に至る道と木賊平を経て博士峠に至る道を分岐する。佐倉村の出作地原村が格付村となり、喰丸村の出作地原村を合併して成立したといわれ(新編会津風土記)、「異本塔寺長帳」寛永七年(一六三〇)条に「金山谷原村ヲ改、両原村、是ハ隣喰丸ヨリ一村ニ合ス如斯」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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