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両岸関係 りょうがんかんけい

百科事典マイペディアの解説

両岸関係【りょうがんかんけい】

中国と台湾の関係,いわゆる中台関係をさす言葉。1949年の中国共産党による中華人民共和国樹立と,中華民国・国民党政府の台湾専有によって,中台関係は以後,台湾海峡を挟んで厳しい軍事的対立状況が長く続くが,1980年代末から1990年代に中台双方に関係改善の機運が徐々に生まれ,この言葉が用いられるようになった。その後,独立国としての台湾を志向する民進党と,大陸との協調関係の構築に転じた国民党との確執や,一国二制度を主張する中国がしばしば強硬な姿勢を見せるなど,両岸関係はかならずしも順調に推移しているとはいえない。2012年の台湾大統領選挙で再選を果たした,国民党・馬英九政権は,こうした両岸関係の微妙な政治的バランスを巧みに活かし,中国の経済発展を取り込む内政・外交を展開している。しかし2014年3月,中台サービス貿易協定締結に反対する運動で学生たちが立法院を占拠する事件が起こり多数の市民が支持。台湾が長年培ってきた市民社会にとって超大国中国の存在が大きな脅威と感じられていることが鮮明となった。
→関連項目辜振甫台湾

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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