両目(読み)リョウメ

精選版 日本国語大辞典 「両目」の意味・読み・例文・類語

りょう‐もくリャウ‥【両目】

  1. 〘 名詞 〙 左右二つの目。両眼。りょうめ。
    1. [初出の実例]「驪駒不草。亦不水。両耳掩低。合其両目」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. [その他の文献]〔魏志注‐陳思王植伝〕

りょう‐めリャウ‥【両目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 両方の目。両眼。りょうもく。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
  3. 両のめかた。
    1. [初出の実例]「こがねしろがねの両目の事は、京の大法として、いづれも一両四文半銭にて、弐両九文めたる処に、金をば一両五文めに売買事、其謂なし」(出典:大内氏掟書‐六〇条・文明一六年(1484)五月日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「両目」の読み・字形・画数・意味

【両目】りようもく

両眼。

字通「両」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android