中久世村(読み)なかくぜむら

日本歴史地名大系 「中久世村」の解説

中久世村
なかくぜむら

[現在地名]南区久世中久世町〈一丁目―五丁目〉・久世中久なかひさ

上久世村の南に位置。南は下久世村、東は大藪おおやぶ村、西は寺戸てらど(現向日市)中世は下久世村とともに下久世庄の地であった。

延宝七年(一六七九)検地では、村高三〇〇石で田二六六石九升九合九勺、畑二一石二斗四升一合一勺(「中久世村村鑑明細帳」中久世町自治会共有文書)知行内訳は久世家領二〇〇石、平松家領一〇〇石(山城国高八郡村名帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android