中井信彦(読み)ナカイ ノブヒコ

20世紀日本人名事典 「中井信彦」の解説

中井 信彦
ナカイ ノブヒコ

昭和・平成期の日本史学者 慶応義塾大学名誉教授;元・三井文庫長。



生年
大正5(1916)年3月14日

没年
平成2(1990)年11月27日

出生地
台湾・台北

出身地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾大学文学部国史学科〔昭和13年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和55年〕

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞〔昭和48年〕「歴史学的方法の基準」,角川源義賞(第11回)〔平成1年〕「色川三中研究

経歴
昭和14年三井文庫編纂員、28年杉野女子短大教授、38年慶応義塾大学文学部教授、50年斯道文庫長、(財)三井文庫長兼任。56年定年退官し名誉教授。57年愛知大学文学部客員教授。主な著書に「大原幽学」「転換期幕藩制の研究」「歴史学的方法の基準」「幕藩社会と商品流通」「色川三中の研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井信彦」の解説

中井信彦 なかい-のぶひこ

1916-1990 昭和後期-平成時代の日本史学者。
大正5年3月14日台湾生まれ。杉野女子短大教授をへて,昭和38年慶大教授,55年愛知大教授。専攻近世史。「歴史学的方法の基準」で48年毎日出版文化賞。平成2年11月27日死去。74歳。慶大卒。著作に「転換期幕藩制の研究」「色川三中の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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