中入り(読み)ナカイリ

デジタル大辞泉 「中入り」の意味・読み・例文・類語

なか‐いり【中入り】

能や狂言で、1曲が前場・後場に分かれる場合、前場が終わってシテなどがいったん退場すること。
寄席相撲などの興行物で、途中でしばらく休憩すること。また、その休憩時間
[補説]2の寄席では「仲入り」とも書く。大相撲では十両取組終了から幕内の取組開始までをいい、この間に幕内力士横綱土俵入りなどが行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中入り」の意味・わかりやすい解説

中入り
なかいり

相撲で,十両取組が終わり,幕内取組に移るまでの休憩時間。この間に,幕内および横綱土俵入り顔ぶれ言上が行なわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

とっさの日本語便利帳 「中入り」の解説

中入り

幕内の取組が始まるまでの休み時間。この時間帯に、幕内力士の土俵入りが行われたり、翌日の取組が紹介されたりする。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android