顔ぶれ言上(読み)かおぶれごんじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「顔ぶれ言上」の意味・わかりやすい解説

顔ぶれ言上
かおぶれごんじょう

相撲用語。中入り幕内土俵入り,横綱土俵入りのあと,立行司 (→行司 ) ,あるいは三役行司が,翌日の幕内取組を土俵上で観客に知らせる儀式のこと。取組のひとつひとつを相撲字で書きつけた半紙を「顔ぶれ」と呼び,相撲場入口にある板番付の下に飾られる。その口上は「はばかりながら,みょうにちの取組をご披露つかまつります。若乃花に琴錦,小錦に武蔵丸,…… (幕内取組すべてを披露して) 右,相務めまする間,みょうにちもにぎにぎしく,ご来場をお待ち申しあげます。」「にぎにぎしく」のあとを「ご来場をあい待ち奉ります」「お出でお待ち奉ります」という言上もある。近頃横綱土俵入りが午後4時 15分までに終われば行ない,過ぎた場合は省略される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む