コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

土俵入り どひょういり

8件 の用語解説(土俵入りの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土俵入り
どひょういり

大相撲で幕内および十両力士が土俵に上がって行なう礼式。化粧まわしを着けて円形に並び,最上位力士の合図によって所定の所作事を行なう。横綱土俵入りは単独で行なう。古くは方屋 (かたや) 入りといい,寛文1 (1661) 年に土俵がつくられてから,土俵入りというようになった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵2015の解説

土俵入り

取組前に、力士が化粧まわしをつけて勢揃いすること。十両力士、幕内力士は、その日の取組の東西別に従って分かれて行う。横綱の土俵入りは太刀持ち露払いを従えて、入場し、四股、せり上がりなどで相撲の基本の型を示す。横綱土俵入りにはせり上がりの時に左手を脇腹に付け、右手を斜め上に差し伸べる雲竜型と、両手を差し伸べる不知火型がある。横綱の結び目は雲竜型が1つ、不知火型は2つ。近年では曙、貴乃花、武蔵丸、朝青龍は雲竜型、3代目横綱若乃花は不知火型を選んだ。

(根岸敦生 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

どひょう‐いり〔ドヘウ‐〕【土俵入り】

力士が土俵上で行う儀式。横綱土俵入り(手数(でず)入り)と、幕内十両力士の土俵入りとがある。元来は神に祈る儀式であったが、近年は顔見せ、勢ぞろいの意となった。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

土俵入り【どひょういり】

力士が化粧まわしをつけ,それぞれ東西に分かれて土俵に上って顔見世披露をする儀式。土俵入りには,横綱土俵入り,幕内,十両の3種がある。幕内力士と十両力士は現在,下位の者から登場し円形に並び,軽く手拍子を打ち,化粧まわしをつまんで上げる所作をする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

とっさの日本語便利帳の解説

土俵入り

十両以上の力士による入場の儀式。化粧まわしを付け、土俵の周りを囲んで行われる。横綱は、最後に太刀持ち、露払いの二人の介添えで二通りの型で別々に行う。雲竜(うんりゅう)型はせり上がりの際に左手を胸に右手を斜め前に差し出すのに対し、不知火(しらぬい)型は両手を広げる、などの違いがある。雲竜型が一般的。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

どひょういり【土俵入り】

力士が化粧まわしをしめて土俵に上がり,顔見世披露をすること。横綱土俵入りと幕内,十両の3種あるが,それぞれ取組前に行われる儀式である。江戸時代中期のころから,相撲番付上位力士たちが東西に分かれて登場し,四股踏み(力足)と手拍子を打ち,天長地久を祈り,地の邪気をはらい清めて安全を願ったが,この幕内力士土俵入りを採用して,ひとり土俵入りを行うようになったのは1789年(寛政1)の谷風梶之助からである。当時は腰にまとうしめ縄を〈横綱〉といい,尊称であっても番付上の地位の名称ではなかったから,横綱土俵入りというようになったのは,明治時代初期のころからである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

どひょういり【土俵入り】

相撲で、力士が化粧まわしをつけ、土俵に上がって行う儀式。幕内や十両の力士が土俵の周りに並んで行うものと、横綱が太刀持ち・露払いを従えて単独で行うもの(手数入でずいり)とがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

土俵入り
どひょういり

力士が相撲(すもう)場へ入場すること。江戸勧進相撲の初め、相撲場を片屋(方屋)といい、力士が入場することを「片屋入り」といったが、1661年(寛文1)土俵が新設されてから、転じて土俵入りというようになった。土俵入りには「横綱土俵入り」と幕内・十両力士の各「土俵入り」がある。
 元禄(げんろく)時代(1688~1704)は、大関以下が7、8人ずつ交替で土俵にあがり、呼出しの拍子木にあわせ、かしわ手を打ち、手をあげ、四股(しこ)を踏んで「天長地久」を祈り邪気を払う儀式であった。当時は場所ごとに出場力士が一定せず、登場する力士の顔ぶれを観客に「顔見せ」する目的があった。その後、1789年(寛政1)初めて谷風・小野川に横綱免許があり、これを機に、古くから大ぜいで土俵入りする形式を改め、横綱を締めた大関が、ひとりで土俵入りする儀式に転用された。明治中期になると、大関、三役以下の幕内力士が増員され、十両制度ができたため、四股を大きく踏み、手を高く差し伸べるには土俵が狭くなったので、現在行われているように四股踏みのかわりに化粧回しの上方を指で少しあげ、差し伸ばす手を上にあげる方式に簡略化するようになった。[池田雅雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の土俵入りの言及

【横綱】より

…横綱に関する古文書は少なく,1773年(安永2)に行司式守五太夫の書いた伝書によると,その起源は,城や屋敷を建てるときの地鎮祭に大関2人を招き,おはらいの地踏みを行ったが,その儀式免許を京都五条家が〈横綱之伝〉を許すといったことから始まったとされる。これを職業相撲の興行の土俵に移したのが吉田司(よしだつかさ)家で,89年(寛政1)11月場所中に,初めて谷風梶之助小野川喜三郎の両関脇(実力大関)に,〈横綱〉というしめ縄を腰にまとって土俵入りする免許を与えた。当時,横綱は腰にまとったしめ縄をさすのみで,もちろん番付には関係がなく,また大関の称号でもなかった。…

※「土俵入り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

土俵入りの関連キーワードまわし付け人化粧まわし力水土俵方屋入り化粧回し清めの塩稽古まわしこれより三役

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

土俵入りの関連情報