中台(読み)チュウダイ

デジタル大辞泉 「中台」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐だい【中台】

中尊を安置する台。また、その台上の中尊。
灯籠どうろうの、火袋ひぶくろをのせる台。

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精選版 日本国語大辞典 「中台」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐だい【中台】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちゅうたい」とも )
  2. 中尊(ちゅうそん)を安置する台。また、その上の中尊。
    1. [初出の実例]「右法隆寺金堂坐釈迦仏光後銘文如件、今私云是正面中台仏云々」(出典:知恩院本上宮聖徳法王帝説(645))
  3. 石灯籠部分の名。竿の上にあってその上に火袋(ひぶくろ)を載せる台。

ちゅう‐たい【中台】

  1. 古く中国で、紫微星(しびせい)のまわりにあり、これを守る三台星上台・中台・下台)の一つ司徒の官になぞらえる。→三台星。〔後漢書‐郎顗伝〕

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