中垣(読み)ナカガキ

デジタル大辞泉 「中垣」の意味・読み・例文・類語

なか‐がき【中垣】

隣家との隔ての垣根。また、人との仲を隔てるもののたとえ。
「―の隔てが出来て、ロクロクも話せなかったから」〈左千夫野菊の墓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中垣」の意味・読み・例文・類語

なか‐がき【中垣】

  1. 〘 名詞 〙 隣家との隔ての垣根。ものとものとの隔て。また、仲を隔てさえぎるものにたとえていう。
    1. [初出の実例]「冬ながら春のとなりのちかければなかがきよりぞ花はちりける〈清原深養父〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android