中富三郎(読み)ナカトミ サブロウ

20世紀日本人名事典 「中富三郎」の解説

中富 三郎
ナカトミ サブロウ

明治〜昭和期の実業家 久光兄弟合名会社創業者。



生年
明治9年2月(1876年)

没年
昭和32(1957)年3月17日

出身地
佐賀県

旧姓(旧名)
久光

経歴
家業の製薬販売業を継ぎ、明治36年久光兄弟合名会社(現・久光製薬)を創業。昭和9年黒色の膏薬「朝日万金膏」に改良して白色の貼付薬「サロンパス」を開発、同社発展の基礎を築いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中富三郎」の解説

中富三郎 なかとみ-さぶろう

1876-1957 明治-昭和時代の実業家。
明治9年2月生まれ。家業の製薬販売業をつぎ,明治36年久光兄弟合名会社(現久光製薬)を設立。昭和9年黒色の膏薬(こうやく)「朝日万金膏」に工夫をくわえ,白色の貼付薬「サロンパス」を開発し社業を発展させた。昭和32年3月17日死去。81歳。佐賀県出身。旧姓は久光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android