中尾樗軒(読み)なかお ちょけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中尾樗軒」の解説

中尾樗軒 なかお-ちょけん

?-1821 江戸時代中期-後期の好事家。
江戸本郷の質屋伊勢屋三右衛門の長男。父と不和になり,家をでて湯島の書店越中屋に寄宿。昔の墓を調査,文化15年「江都名家墓所一覧」を刊行した。文政4年2月29日六十余歳で死去。名は觚哉。通称は平次郎。別号に無帛,樗庵,森川漁夫など。著作はほかに「芸苑遺香集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android