中山由起枝(読み)なかやま ゆきえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山由起枝」の解説

中山由起枝 なかやま-ゆきえ

1979- 平成時代の女子クレー射撃選手。
昭和54年3月7日生まれ。埼玉栄高時代はソフトボール選手で,捕手としてインターハイ準優勝貢献動体視力の良さを見込まれ,平成9年日立建機に入社してクレー射撃をはじめる。同年イタリア留学。12年ワールドカップ(W杯)シドニー大会ダブルトラップで日本人初のW杯優勝をかざる。同年シドニー五輪に出場し,ダブルトラップ13位。一度引退したが復帰し,19年W杯韓国大会トラップで優勝。20年北京五輪に出場してトラップで4位入賞。24年ロンドン五輪に出場し15位。25年世界選手権リマ大会トラップで銀メダル。27年W杯カバラ大会トラップで優勝。栃木県出身。埼玉栄高卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android