デジタル大辞泉
「クレー射撃」の意味・読み・例文・類語
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クレー‐しゃげき【クレー射撃】
- 〘 名詞 〙 素焼きの皿、または、石灰とピッチで作った皿を空中に投げ上げたところをねらってライフル銃で射ちくだくスポーツ。クレー。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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クレー射撃【クレーしゃげき】
射撃競技の一種。トラップ(クレー放出機)から放出されるクレー(ピッチと石灰を混合した粘土を焼いた直径11cmの円盤)を散弾銃で射撃し,その破砕数を競う。トラップ射撃とスキート射撃がある。前者は6人の射手が1組となり,5台の射台を順次移動して,15m前方のトラップから左右各45°の範囲内に,射手に対し飛び去るように放出されるクレーを射撃する。後者は射台の左右にあるハイとローのトラップから交互あるいは同時に放出されるクレーを射撃する。半円状に配置された7つの射台と中央の8番射台を順にめぐるため,クレーに対する角度は大きく変化する。18世紀末ころから英国で行われていた飼い鳩を放って射撃するゲームが起源。オリンピックでは射撃は第1回のアテネオリンピックで正式種目となっていたが,クレー射撃(男子)は第2回のパリオリンピックが最初である。2000年のシドニーオリンピックから女子クレー射撃も正式種目となった。日本は,1992年のバルセロナオリンピックで渡辺和三がトラップで銀メダル,アジアで初めてのメダル獲得となった。
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