中島藤右衛門(読み)なかじま・とうえもん

朝日日本歴史人物事典「中島藤右衛門」の解説

中島藤右衛門

没年:文政8.4.8(1825.5.25)
生年:延享2.12.7(1745.12.29)
江戸後期,こんにゃく製法の発明者。常陸国(茨城県)久慈郡諸沢村の農民。久慈郡北部の山地では,古くからこんにゃくが栽培されていたが,収穫した生芋は重量もあり,腐敗・凍結しやすかった。藤右衛門は安永5(1776)年ごろ,生芋を輪切りにし,自然乾燥ののち粉にすることを考案した。これによって長期保存や軽量化が可能となり,販路が拡大し,水戸藩特産物となる。は文化3(1806)年そのをたたえ,苗字帯刀と麻裃着用を許した。隣接の福島県八溝山麓では,現在でも収穫後耕作者仲間が藤右衛門の肖像か,こんにゃくを描いた掛け軸にこんにゃく芋をささげて宴会をする藤右衛門講が開かれている。

(長谷川伸三)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「中島藤右衛門」の解説

中島藤右衛門 なかじま-とうえもん

1745-1825 江戸時代中期-後期の殖産家。
延享2年12月7日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)久慈郡諸沢の農民。くさりやすいコンニャクの生いもを輪切りにして乾燥,水車で粉にして,安永5年長期保存と軽量化に成功,水戸藩の特産物とした。文政8年4月8日死去。81歳。名は貞詮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典「中島藤右衛門」の解説

中島藤右衛門 (なかじまとうえもん)

生年月日:1745年12月7日
江戸時代中期;後期の人
1825年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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