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中川静(読み)ナカガワ シズカ

20世紀日本人名事典 「中川静」の解説

中川 静
ナカガワ シズカ

明治〜昭和期の教育家,実業家



生年
慶応2年2月(1866年)

没年
昭和10(1935)年2月23日

出生地
肥前国長崎(長崎県)

旧姓(旧名)
溝口

学歴〔年〕
東京専門学校法科(現・早稲田大学)卒

経歴
肥前長崎で溝口長平の長男に生まれ、のち中川セイの養子となる。東京専門学校法科・英文科に学び、卒業後、長崎商業学校教諭、熊本商業学校教諭・校長、神戸高等商業学校教授を歴任。大正11年万年社に入社、のち取締役、総務部長兼考案部長となる。広告学を研究し、日本の広告文化の発展に尽くした。著書に「広告と宣伝」「広告論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川静」の解説

中川静 なかがわ-しずか

1866-1935 明治-昭和時代前期の教育者,経営者。
慶応2年2月生まれ。長崎商業教諭,熊本商業教諭・校長,神戸高商教授を歴任。大正11年万年社に入社,のち取締役。広告学を研究し,わが国の広告文化の発展につくした。昭和10年2月23日死去。70歳。肥前長崎出身。東京専門学校(現早大)卒。旧姓は溝口。著作に「広告と宣伝」「広告論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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