中性子回折法(読み)ちゅうせいしかいせつほう

最新 地学事典 「中性子回折法」の解説

ちゅうせいしかいせつほう
中性子回折法

Neutron diffraction

中性子は粒子であり,中性子線は物質波として取り扱われる。中性子線は,原子核と相互作用して散乱が生じる。中性子回折実験には,弾性散乱だけでなく非弾性散乱性質も利用できる特徴があり,また磁気構造やスピン配列の解析などに対しても強力なツールである。中性子回折法では,結晶液体など物質の構造に関する情報を得られ,X線回折法で不得手とされる無機化合物中での水素位置の決定や,周期表において隣り合う原子が構造中の同一サイトを占有する場合の席占有率の直接的な観察などを行うことができる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 栗林

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む