中戻(読み)なかもどり

精選版 日本国語大辞典 「中戻」の意味・読み・例文・類語

なか‐もどり【中戻】

  1. 〘 名詞 〙ちゅうもどり(中戻)
    1. [初出の実例]「薬取が朝早ふ来て、薬紙や通箱を置て往て、宿へ中戻(ナカモドリ)しやうともかならず叱らずに」(出典談義本・教訓雑長持(1752)二)

ちゅう‐もどり【中戻】

  1. 〘 名詞 〙 途中で戻ること。なかもどり。
    1. [初出の実例]「白雨(ゆふだち)や中戻りして蝉の声〈正秀〉」(出典:俳諧続猿蓑(1698)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む