中木山(読み)なかぎさん

日本歴史地名大系 「中木山」の解説

中木山
なかぎさん

五料ごりようの中木にある。裏妙義の一峰で、標高一〇七三メートル。中木山の山頂から裏妙義の連峰を結んだ地域は碓氷関所南辺遠囲いで、岩肌屏風のように林立した険阻な地域であった。関所北方の村々には巡回があったが、南方地域では不要であったようである。慶安元年(一六四八)山札議定連印証文(中島文書)によると、中木山の山札は二年に一度安中藩から出されていたが、領主交替で制度が確定しないため、確定するまでは門奈助左衛門しだいということで札を申請することになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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