五料村(読み)ごりようむら

日本歴史地名大系 「五料村」の解説

五料村
ごりようむら

[現在地名]松井田町五料

横川よこかわ村の東南にあり、中山道が通る。集落は碓氷川両岸に形成された段丘上に位置し、右岸側に中木なかぎ山がそびえる。縄文時代の遺物が検出され、後期と思われる円墳立野たつのなどにある。東山道が松井田丘陵北側を通った。河岸段丘上段の高墓こうはか(白)には一六世紀中頃と推定される板碑が二基あり、古代東山道の道筋はこの頃にも利用されていたと思われる。碓氷郡に属し、慶長六年(一六〇一)検地帳(中島文書)がある。元禄郷帳には枝村として甘楽かんら郡の小竹おたけ村・中木村が載る。寛延二年(一七四九)の村明細帳(同文書)によると、寛文四年(一六六四)安中藩水野氏の検地があり、高六四三石余で、反別は田方一三町一反余・畑方六九町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む