日本歴史地名大系 「中木戸新田」の解説 中木戸新田なかきどしんでん 千葉県:印旛郡白井町中木戸新田[現在地名]白井町根(ね)・清水口(しみずぐち)一―三丁目・大山口(おおやまぐち)一―二丁目手賀(てが)沼に注ぐ金山(かなやま)落の水源である支谷東岸の台地上に位置。西は軽井沢(かるいざわ)新田(現鎌ヶ谷市)。南は中野(なかの)牧に接しており、木戸が設けられていた。幕府領。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分に村名がみえるが、無高。当村は中野牧を開発した原地新田で、延宝七年(一六七九)には小金領中木戸新田の原地二六〇町余を新畑にすることを風間伝左衛門が請負った際に一四町歩を所沢(ところさわ)村に割渡している(中村家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報