中村宗雄(読み)ナカムラ ムネオ

20世紀日本人名事典 「中村宗雄」の解説

中村 宗雄
ナカムラ ムネオ

大正・昭和期の法学者 早稲田大学名誉教授



生年
明治27(1894)年8月9日

没年
昭和50(1975)年8月10日

出生地
東京・神田

別名
号=茶涯学人

学歴〔年〕
早稲田大学政治経済科〔大正4年〕卒,早稲田大学独法科〔大正6年〕卒

学位〔年〕
法学博士

経歴
弁護士を経て、ウィーン大学などに留学。大正12年早大助教授、13年教授となり民事訴訟法を講じた。退任後名誉教授、国士館大学教授。日本学士員会員、民事訴訟学会会長。著書に「民事訴訟法」「実体法学と訴訟法学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村宗雄」の解説

中村宗雄 なかむら-むねお

1894-1975 大正-昭和時代の法学者。
明治27年8月9日生まれ。ウィーン大などに留学。大正13年母校早大の教授となる。実体法と訴訟法の関係について中村理論を提唱した。のち国士舘大教授。学士院会員,民事訴訟法学会会長。昭和50年8月10日死去。81歳。東京出身。号は茶涯(さがい)学人。著作に「民事訴訟法」「実体法学と訴訟法学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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