中村忠左衛門(読み)ナカムラ チュウザエモン

20世紀日本人名事典 「中村忠左衛門」の解説

中村 忠左衛門
ナカムラ チュウザエモン

明治〜昭和期の実業家



生年
明治15(1882)年4月15日

没年
昭和20(1945)年4月14日

出生地
愛媛県越智郡別宮村(現・今治市)

経歴
家業の縞反物製造業を引き継ぐが、明治末年ごろタオル製造に転換。以後、品質向上のための研究に従事し、大正7年大衆向けの縞タオルを開発、大阪の市場好評を博した。15年にはジャカード機を導入して紋織りタオルの製造に着手するなど、今治タオル発展基礎確立に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村忠左衛門」の解説

中村忠左衛門 なかむら-ちゅうざえもん

1882-1945 明治-昭和時代前期の実業家。
明治15年4月15日生まれ。愛媛県別宮(べつく)村(今治(いまばり)市)の縞(しま)反物製造の家業をつぐ。大正7年大衆向けの縞柄タオルを創製,15年にはジャカード機導入により紋織りタオルの生産をはじめ,「今治タオル」発展の基礎をきずいた。昭和20年4月14日死去。64歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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