中村文平(読み)ナカムラ ブンペイ

20世紀日本人名事典 「中村文平」の解説

中村 文平
ナカムラ ブンペイ

大正・昭和期の眼科学者



生年
明治19(1886)年12月7日

没年
昭和44(1969)年3月9日

出生地
長野県

学歴〔年〕
大阪府立高等医学校〔明治44年〕卒

学位〔年〕
医学博士(東京帝大)〔大正10年〕

経歴
水尾源太郎に眼科学を師事。明治45年小口氏病(夜盲症)を研究中「水尾・中村現象」を発見した。光神の調応機能研究の先駆をなすもので、学位論文は「種々なる夜盲症に於ける光神の比較研究」。大正13年大阪医科大教授、昭和18年退官。19年郷里松本市で開業

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村文平」の解説

中村文平 なかむら-ぶんぺい

1886-1969 大正-昭和時代の眼科学者。
明治19年12月7日生まれ。水尾源太郎に師事。富山日赤病院眼科部長をへて,大正13年母校の後身大阪医大(現阪大)教授。同大付属病院長をつとめた。退官後,郷里の長野県松本で眼科診療所をひらいた。小口病(夜盲症)における「水尾-中村現象」を発見した。昭和44年3月9日死去。82歳。大阪府立高等医学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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