小口病(読み)おぐちびょう

精選版 日本国語大辞典 「小口病」の意味・読み・例文・類語

おぐち‐びょうをぐちビャウ【小口病】

  1. 〘 名詞 〙 先天性夜盲症一つ眼底一面によごれた金箔状を呈し、網膜血管が黒くみえる。日本特有の疾患で、一〇万人に一人奇病。明治四〇年(一九〇七)、小口忠太により報告された。小口氏病。

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関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小口病」の意味・わかりやすい解説

小口病
おぐちびょう

1905年(明治38)小口忠太が発見した独特の眼底像を呈する先天性停止性夜盲をいう。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小口病」の意味・わかりやすい解説

小口病
おぐちびょう
Oguchi's disease

先天性の夜盲症 (とり目) 。 1907年,眼科医小口忠太 (1875~1945) によって発表された。血族結婚によることが多く劣性遺伝が認められている。治療法はない。

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