中村正〓(読み)なかむら まさのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村正〓」の解説

中村正〓(“車へん”に「几」) なかむら-まさのり

1928- 昭和後期-平成時代の小説家
昭和3年2月16日中国撫順生まれ。昭和31年日本航空に入社,ロサンゼルス,ハンブルクなどに駐在し,63年定年退社。その間の56年東西ドイツの再統一をテーマにした国際小説「元首謀叛」で直木賞を受賞した。学習院大卒。作品はほかに「貧者核爆弾」「アリスの消えた日」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android