中目黒遺跡(読み)なかめぐろいせき

日本歴史地名大系 「中目黒遺跡」の解説

中目黒遺跡
なかめぐろいせき

[現在地名]目黒区中目黒五丁目

標高約二〇―二二メートルの目黒原から目黒川に向かって舌状に突出する丘陵の基部、南東に広がる緩やかな斜面に立地し、目黒川支流の耕地こうち(旧谷戸前川、現在は暗渠)左岸にあたる。昭和五六年(一九八一)からの調査で旧石器時代後期、縄文時代早期から後期の遺構および遺物が多数確認された。遺跡はA・B・Cの三地点に点在し、その範囲は五〇〇平方メートルに及ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android