中秋の名月(読み)チュウシュウノメイゲツ

デジタル大辞泉 「中秋の名月」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしゅう‐の‐めいげつ〔チユウシウ‐〕【中秋の名月】

十五夜の月。陰暦8月15日の夜に見える月で、一年で最も美しいとされ、月見をする。初名月芋名月。→中秋名月
[補説]実際月齢とのずれが生じて、満月にならない年もある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中秋の名月」の意味・わかりやすい解説

中秋の名月
ちゅうしゅうのめいげつ

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世界大百科事典(旧版)内の中秋の名月の言及

【秋分】より

…秋分の前後3日間ずつと合わせて7日間が秋の彼岸である。中秋の名月は旧暦8月15日の夜と定まっているから,秋分の近くの十五夜の月ということになる。【内田 正男】。…

【月見】より

…都市とその周辺では,名月が古来,詩歌や俳諧の好題目とされてきたこともよく知られている。供物は異なるが,こうした中秋の名月観賞の風は,すでに中国唐代の記録に記されているから,それが朝鮮,日本に伝わって上流階級の間に行われ,しだいに民間にも及んだものと考えられる。ところが,日本の基層文化における中秋名月は,稲とサトイモの祭儀と結びついている点が注目される。…

※「中秋の名月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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