中程村(読み)なかほどむら

日本歴史地名大系 「中程村」の解説

中程村
なかほどむら

[現在地名]岱明町中土なかど

友田ともだ川左岸に位置し、東は野口のぐち村、南は山下やました村、北は庄山しようやま村、西は土器屋かわらけや村と接する。慶長一一年(一六〇六)検地帳には「大野内中程村」とあり、田一八町七反六畝余・畠一八町四反九畝余・屋敷三〇筆二町四反一畝余、分米三七八石余、家数四一・人数九六、牛馬一七、下ケ名に天神のまへなどがある。近世は坂下手永に属する。元禄国絵図に「下村之内中程村」とあり、もとはしも村に含まれた。「国誌」に「藤丸村久保村等ノ小村アリ」とあり、在蔵一棟、万福寺跡などが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android