中脳病変の症候

内科学 第10版 「中脳病変の症候」の解説

中脳病変の症候(脳幹障害の特徴)

(3)中脳病変の症候
1)Weber症候群(図15-2-7D):
中脳内側部病変により,髄節性症候として病側のⅢ麻痺が出現し,長径路症候として対側の中枢性Ⅶ麻痺と片麻痺が生じる.
2)Benedikt症候群(図15-2-7E):
中脳内側被蓋の病変で生じ,同側のⅢ麻痺と赤核障害による対側上下肢の不随意運動振戦が認められる.[中野今治]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む