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片麻痺 カタマヒ

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デジタル大辞泉の解説

かた‐まひ【片麻×痺】

へんまひ(片麻痺)

へん‐まひ【片麻×痺】

上肢および下肢の、左右どちらかの側だけが麻痺した状態。大脳皮質から頸髄(けいずい)までの障害によって生じ、脳出血などの場合、首から上は反対側に麻痺が起こる。半身不随。かたまひ。

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百科事典マイペディアの解説

片麻痺【へんまひ】

半身不随

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世界大百科事典 第2版の解説

へんまひ【片麻痺 hemiplegia】

身体の片側(左または右)半身の運動が障害され麻痺をきたしたものをいう。いわゆる半身不随のことで,半身麻痺ともいう。大脳や脳幹部などの障害においてみられる。原因としては,出血や梗塞(こうそく)などの血管障害をはじめ腫瘍その他がある。 随意運動の中枢は大脳半球の中心前回にあり,そこの神経細胞から発した運動をつかさどる繊維は,大脳半球内包を経て脳幹に入り,一部は反対側脳幹の顔面神経その他の運動神経核へ分布する。

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大辞林 第三版の解説

かたまひ【片麻痺】

へんまひ【片麻痺】

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

片麻痺
かたまひ

半身不随」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

片麻痺
へんまひ
hemiplegia

半身不随ともよばれ、右または左の上肢と下肢の筋力がともに低下して運動を遂行できない状態で、まったく動かせないものを完全片麻痺、多少とも動かすことができるものを不全片麻痺という。片麻痺は、随意運動をつかさどる錐体(すいたい)路が大脳の皮質・皮質下、内包、脳幹のいずれの部位で障害されてもおこるが、その際、麻痺は錐体路が延髄と脊髄(せきずい)の境界部において大部分が交差しているので、障害側とは反対側におこる。
 片麻痺は脳血管障害(脳出血や脳梗塞(こうそく))によるものがもっとも多く、そのほか脳腫瘍(しゅよう)、多発性硬化症、頭部外傷、脳膿瘍(のうよう)などによるものもある。もっとも頻度の高い脳血管障害で内包(レンズ核を内方から包む白質部)が障害されておこる片麻痺では、筋肉の緊張は発症初期には低下している(弛緩(しかん)性麻痺)が、経過とともに亢進(こうしん)してくる(痙性(けいせい)麻痺)。深部反射は亢進し、バビンスキー現象など病的反射が現れる。片麻痺が慢性化すると、上肢は肘(ちゅう)関節で屈曲し、下肢は膝(しつ)関節と足関節で伸展した型(ウェルニッケ‐マンWernicke‐Mann型の肢位)をとり、麻痺肢を鎌(かま)で草を刈るように円弧状に回して歩く(円描(えんか)き歩行)。
 片麻痺の治療は脳血管障害を例にとると、急性期には、拘縮(こうしゅく)によって手足が関節のところで曲がったまま固定してしまうと運動訓練がむずかしくなるので、上・下肢を先行運動訓練がやりやすい良肢位に保持してマッサージを行う。麻痺した手足は、最初は他人の手を借り、ついで自分の健康な手足で介助し、最終的には自力で動かすようにする。離床期には、坐(ざ)位、起立、歩行、日常生活動作の訓練と、順次リハビリテーションを実施する。場合によっては、患者に適した補装具をつくる。[海老原進一郎]

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世界大百科事典内の片麻痺の言及

【運動麻痺】より

…これらの疾患,とくに後2者においては,顔面筋やその他の脳神経系の運動麻痺をきたすことも少なくない。 片麻痺hemiplegiaは,脳卒中およびその後遺症,硬膜外または硬膜下の血腫,脳腫瘍など,脳の病変によって生ずることが多いが,このような場合には病変と反対側の上下肢に痙性麻痺が出現し,上肢ではひじと手首,手指を屈曲し,下肢ではひざと足首を伸ばした特徴的な姿勢をとるようになる。片麻痺はまた,上部頸髄の病変,とくに頭蓋や脊椎骨の奇形,変形性脊椎症,脊髄腫瘍などでも生ずることがある。…

【運動麻痺】より

…これらの疾患,とくに後2者においては,顔面筋やその他の脳神経系の運動麻痺をきたすことも少なくない。 片麻痺hemiplegiaは,脳卒中およびその後遺症,硬膜外または硬膜下の血腫,脳腫瘍など,脳の病変によって生ずることが多いが,このような場合には病変と反対側の上下肢に痙性麻痺が出現し,上肢ではひじと手首,手指を屈曲し,下肢ではひざと足首を伸ばした特徴的な姿勢をとるようになる。片麻痺はまた,上部頸髄の病変,とくに頭蓋や脊椎骨の奇形,変形性脊椎症,脊髄腫瘍などでも生ずることがある。…

【延髄】より

…(2)運動の経路の障害 錐体路の障害がその代表である。障害された側と反対側の上肢や下肢の随意運動ができなくなる(片麻痺(へんまひ)と呼ぶ)。延髄の高さで錐体路が障害されると,しばしば脳神経の麻痺がいっしょに起こる。…

【麻痺】より

…この経路のどこかが障害されると麻痺が生ずる。上位ニューロンの障害では病変部以下の半身麻痺(片麻痺)をきたすことが多いが,脳幹や脊髄の障害では両側性麻痺を示すこともある。いずれの場合も,深部反射の亢進と筋トーヌスの亢進を伴う痙性麻痺の形をとる。…

【リハビリテーション】より

…ただこうした患者も含めて,すべての患者に急性期の初期リハビリテーションを実施して,判定することは必要である。 脳卒中片麻痺患者の予後に関連するのは二次的合併症である。関節拘縮や筋萎縮,起立性低血圧,褥瘡,痴呆などの二次性精神障害が多いので,適切な初期リハビリテーションによってこれらを防止できれば機能障害の改善が期待できる。…

※「片麻痺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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