中臣祖父麻呂(読み)なかとみの おおじまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中臣祖父麻呂」の解説

中臣祖父麻呂 なかとみの-おおじまろ

?-? 奈良時代漁民
「日本霊異(りょうい)記」によれば紀伊(きい)海部(あま)郡(和歌山県)の人で,網漁にたずさわる紀万侶(きの-まろ)にやとわれていた。宝亀(ほうき)6年(775)の暴風雨のとき流され淡路(あわじ)(兵庫県)に漂着した。かえればまた殺生(せっしょう)をしいられると,淡路国分寺にとどまって僧につかえた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む