中説(読み)ちゅうせつ

精選版 日本国語大辞典 「中説」の意味・読み・例文・類語

ちゅうせつ【中説】

中国の儒家書。一〇巻。隋の王通門人との対問を没後門人らが「論語」を模して論述中道による王道実現、儒仏道三教一致を説く。文中子

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デジタル大辞泉 「中説」の意味・読み・例文・類語

ちゅうせつ【中説】

中国の思想書。10巻。隋の王通おうとうが門人と行った対話を、門人が「論語」にならって編集したといわれる。儒・仏・道の三教の一致と、中道による王道の実現を説く。文中子ぶんちゅうし

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