中野菊夫(読み)ナカノ キクオ

20世紀日本人名事典 「中野菊夫」の解説

中野 菊夫
ナカノ キクオ

昭和・平成期の歌人,図案家樹木主宰



生年
明治44(1911)年11月3日

没年
平成13(2001)年10月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
多摩美術学校図案科〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
現代短歌大賞(第9回)〔昭和61年〕「中野菊夫全歌集」,短歌新聞社賞(第6回)〔平成11年〕「西南

経歴
中学時代より作歌、昭和7年鈴木北渓らと「短歌街」を創刊するも9年脱退、独立して「七葉樹」創刊。21年渡辺順三を助けて「人民短歌」編集、22年新歌人集団結成、26年「樹木」創刊、主宰。歌集に「丹青」「噴煙」「朱雀抄」「風の日に」「水色の皿」「鷹とリス」「集団」「陶の鈴」「西南」「九曜星」および「中野菊夫全歌集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野菊夫」の解説

中野菊夫 なかの-きくお

1911-2001 昭和-平成時代の歌人。
明治44年11月3日生まれ。昭和7年「短歌街」の創刊にくわわる。戦後は「人民短歌」,新歌人集団への参加をへて,26年「樹木」を創刊,主宰。61年「中野菊夫全歌集」で現代短歌大賞。平成11年「西南」で短歌新聞社賞。平成13年10月10日死去。89歳。東京出身。多摩帝国美術学校(現多摩美大)卒。歌集に「鷹とリス」「陶の鈴」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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