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中間軌道 ちゅうかんきどうintermediate orbit

世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうかんきどう【中間軌道 intermediate orbit】

惑星や衛星の公転運動は,多体問題が解けないので摂動の方法で解かれる。多くの場合はケプラー運動を土台としてこれに摂動を補正して実際の複雑な運動を求めている。この場合のケプラー運動のように,摂動補正の土台となる多体問題の近似解を中間軌道という。ケプラー運動より複雑な中間軌道として著名なものには,アメリカの天体力学者G.W.ヒルが月運動論で採用した変差軌道がある。【堀 源一郎】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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