中院通重(読み)なかのいん みちしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中院通重」の解説

中院通重 なかのいん-みちしげ

1270-1322 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
文永7年生まれ。中院通頼(みちより)の子。弘安10年参議となり,検非違使(けびいしの)別当,大納言などをへて,元応元年内大臣にすすんだ。従一位。元亨(げんこう)2年9月15日死去。53歳。法名は良乗。著作に「扇次第」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「中院通重」の解説

中院通重

没年:元亨2.9.15(1322.10.26)
生年:文永7(1270)
鎌倉後期の公卿。父は権大納言通頼。母は権大納言姉小路顕朝の娘。文永8(1271)年2歳で叙爵。弘安8(1285)年公卿に列す。累進して正和4(1315)年大納言,元応1(1319)年に内大臣。元亨1(1321)年出家,法名は良乗。

(本郷和人)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android