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丸太小屋 まるたごやlog cabin

翻訳|log cabin

世界大百科事典 第2版の解説

まるたごや【丸太小屋 log cabin】

丸太を組み合わせて作る小屋で,開拓時代のアメリカでは開拓精神の象徴となった。新大陸にこれを伝えたのは,1638年ごろデラウェア川下流に植民したスウェーデン人であった。彼らの故郷の森林地帯の建築法で,伐採したばかりの丸太を横組みにして積み,屋根も丸太でふき,枘(ほぞ)の部分に(鉄釘がないため)木釘を打ち込み,すきまには泥や木屑などを詰めた。部屋は一つか二つだが,がんじょうで,保温がよく,やがてほかの国からの植民者もこれを採用,西部のフロンティアにもひろまった(ただし,森林のない大草原地帯では,芝土の家sod houseがつくられた)。

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世界大百科事典内の丸太小屋の言及

【大工】より

…中世の西欧,特に北フランス,イギリス,ドイツなど比較的木材が豊富であった地域では,ハーフティンバーと呼ばれる真壁(しんかべ)造の木造建築が発展したが,これらは枘(ほぞ)差し・込栓(こみせん)打ちの骨組みの隙間を細木を編んだ下地や煉瓦で埋めて漆喰(しつくい)仕上げし,骨組みを内外にあらわにしたもので,上階を下階より張り出したり数階建ての高さに建てられるほど強固なもので,古代とは異なった面で高度に発達した大工技術を示している。これらに対し,アルプス地方やスカンジナビア,東欧およびロシアでは,丸太や角材を水平に積み上げて壁をつくる,いわゆる丸太小屋式の木造建築がつくられたが,骨組構造に厚板の壁をはめ込んだノルウェーのステーブ式教会stave churchのような大工工事もあった。 ルネサンス以降になると,古代以来の建築用材および燃料としての消費と大規模な艦隊建造のために木材が急速に欠乏し,合理的な木材の使用,すなわち比較的細い木材を組み合わせて必要な強度を得る大工技術がくふうされた。…

※「丸太小屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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