精選版 日本国語大辞典 「丸橋忠彌」の意味・読み・例文・類語 まるばし‐ちゅうや【丸橋忠彌】 [ 一 ] 江戸初期の武士。慶安事件の首謀者の一人。名は盛澄。出羽国(山形県)の人という。宝蔵院流鎌槍の達人で、江戸御茶の水に道場を開いた。慶安四年(一六五一)由井正雪の反幕陰謀に参加するが、事件が発覚、処刑された。[ 二 ] 歌舞伎脚本「慶安太平記(けいあんたいへいき)」の通称。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例