丸焼(読み)マルヤキ

デジタル大辞泉 「丸焼」の意味・読み・例文・類語

まる‐やき【丸焼(き)】

切らないで、まるごと焼くこと。また、その焼いたもの。「七面鳥丸焼き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丸焼」の意味・読み・例文・類語

まる‐やけ【丸焼】

〘名〙 (「まる」は接頭語) 全部焼けてしまうこと。特に、火事ですっかり焼けてしまうこと。全焼
浮世草子好色万金丹(1694)二「竿にかけたるふんどしまですっぺりと物の見事にまるやけ」

まる‐やき【丸焼】

〘名〙 切らないでそのまま丸ごと焼くこと。また、そうして焼いた料理。まろやき。
新猿楽記(1061‐65頃)「鰯酢煎、鯛中骨、鯉丸焼」

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