丹桂(読み)たんけい

精選版 日本国語大辞典 「丹桂」の意味・読み・例文・類語

たん‐けい【丹桂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 桂の一種。葉はコノテガシワに似ており、樹皮は赤い。
    1. [初出の実例]「小山丹桂。流彩別愁之篇。長坂紫蘭。散馥同心之翼」(出典懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈山田三方〉)
    2. [その他の文献]〔南方草木状‐巻中〕
  3. 月中にあるという桂の木。
    1. [初出の実例]「念念逢時丹桂一、行行見処石梁三」(出典:菅家文草(900頃)五・呉生過老公詩)
    2. [その他の文献]〔曹松‐中秋月〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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