丹石(読み)ニイシ

デジタル大辞泉 「丹石」の意味・読み・例文・類語

に‐いし【丹石】

代赭石たいしゃせき異称
黄土おうどの異称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丹石」の意味・読み・例文・類語

たん‐せき【丹石】

  1. 〘 名詞 〙 瑪瑙(めのう)のこと。
    1. [初出の実例]「北に小水(をがは)有り。丹石交錯(まじ)れり。色は碧に似たり。火を鑽(き)るに尤だ好し」(出典常陸風土記(717‐724頃)久慈)

に‐いし【丹石】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 代赭石(たいしゃせき)をいう。
    1. [初出の実例]「Niishi ニイシ 赭石」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
  3. 黄土(おうど)をいう。

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