主顧(読み)しゅこ

精選版 日本国語大辞典 「主顧」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こ【主顧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) かえりみること。ためらって態度を定めないこと。〔論衡逢遇
  3. いつもひいきにしてくれる客。おとくい。花客(かかく)顧客
    1. [初出の実例]「一個の主顧(シュコ)(〈注〉トクイ)を討(もと)め得、這回(このたび)見ずと云へども、次回に見ることを得べし」(出典:通俗赤縄奇縁(1761)二)
    2. [その他の文献]〔元曲‐王粲登楼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「主顧」の読み・字形・画数・意味

【主顧】しゆこ

お得意。

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