日本歴史地名大系 「乃木町」の解説 乃木町のぎまち 北海道:渡島支庁函館市旧函館区地区函館乃木町[現在地名]函館市乃木町昭和六年(一九三一)九月に設定された町。柏木(かしわぎ)町の南西に位置し、それまで函館区大字亀田村(かめだむら)の字であった柏野(かしわの)のうちで、この時柏野は当町を含む数町に分割された(函館市字地番改正調書)。町名は大正五年(一九一六)創建の乃木神社による。なお柏野は大字亀田村から亀田郡湯川(ゆのかわ)村に連なるかなり広大な地域をいい、うち大字亀田村字柏野は、大正九年の第一回国勢調査時には世帯数四三・人口二六二、昭和五年の国勢調査では世帯数三二〇・人口一千五九〇であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by