久下分村(読み)くげぶんむら

日本歴史地名大系 「久下分村」の解説

久下分村
くげぶんむら

[現在地名]飯能久下くげ稲荷町いなりちよう南町みなみまち仲町なかまち柳町やなぎちよう

入間いるま川の右岸、飯能村の南に位置する。天正三年(一五七五)一一月一九日の北条氏照印判状写(武州文書)に「右、久下分之内、従長尾根山至り深沢山、堅被立林候」とあり、当地内の長尾根ながおね山から深沢ふかざわ山に至る山林を御用林とし、保護することを島村図書助らに命じている。田園簿によればすべて畑方で高一五七石余、幕府領。寛文八年(一六六八)検地があり(風土記稿)、元禄郷帳では二一八石余。国立史料館本元禄郷帳でも幕府領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む