久保田勉之助(読み)クボタ ベンノスケ

20世紀日本人名事典 「久保田勉之助」の解説

久保田 勉之助
クボタ ベンノスケ

大正・昭和期の化学者 東京大学名誉教授



生年
明治18(1885)年11月3日

没年
昭和37(1962)年3月10日

出生地
千葉県

旧姓(旧名)
久松

学歴〔年〕
東京帝国大学理科大学化学科〔明治43年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
日本化学会桜井賞〔大正14年〕

経歴
第八高等学校教授、理化学研究所研究員補、昭和9年東京帝大教授となり、26年東邦大学理学部教授、千葉商科大学教授となった。その間大正8〜11年サバチエもと有機化学を研究。著書に「基準有機化学」「化学実験法」「化学概論」、訳書にサバチエ「有機化学における接触反応論」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保田勉之助」の解説

久保田勉之助 くぼた-べんのすけ

1885-1962 大正-昭和時代の化学者。
明治18年11月3日生まれ。大正8年フランスに留学,サバチエのもとで有機化学を研究。理化学研究所研究員をへて,昭和9年母校東京帝大の教授。26年東邦大教授。有機化学の触媒の研究で知られた。昭和37年3月10日死去。76歳。千葉県出身。著作に「基準有機化学」「化学実験法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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