久保田河岸(読み)くぼたがし

日本歴史地名大系 「久保田河岸」の解説

久保田河岸
くぼたがし

[現在地名]結城市久保田

鬼怒きぬ川と川の合流点に位置し、田川をさかのぼった下野宇都宮とも直結し、大いに発展していた。嘉永六年(一八五三)の鬼怒川通積問屋名目再興願書控(宮田家文書)に「私共元積問屋株渡世之儀、慶長年中先祖共相始、慶安三寅年川筋取計方之儀ニ付、御奉行所様御連名之御裏御尊判頂戴所持、御趣意之趣相弁相続罷在候」とあり、久保田河岸などが慶長年間(一五九六―一六一五)に成立していたことをうかがわせる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む