久保町村(読み)くぼちようむら

日本歴史地名大系 「久保町村」の解説

久保町村
くぼちようむら

[現在地名]いわき市好間町よしままち下好間しもよしま

東は磐城平いわきたいら城下、西は下好間村で、城下に近接するためほとんど城下町のうちのように考えられていた。磐前いわさき郡に属した。近世磐城平藩領。元禄郷帳に高九四石余とある。旧高旧領取調帳では高一〇一石余。延享四年(一七四七)の村明細帳(内藤家文書)によれば本田高五四石余・反別七町五反余、新高七石余・反別七反余で、百姓磐城平城下の久保町のうちにいるので家数・人数はないとある。明治一二年(一八七九)下好間村に合併。字大舘おおだてには北から臨済宗妙心寺派長興ちようこう寺・真宗大谷派明賢みようけん寺・曹洞宗大林だいりん寺・真宗大谷派光景こうけい寺・曹洞宗青雲せいうん院がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む