日本歴史地名大系 「久利村」の解説 久利村くりむら 島根県:大田市久利村[現在地名]大田市久利町久利今市原(いまいちはら)村の北に位置し、銀山(ぎんざん)川の中流部、赤波(あかなみ)川・戸蔵(とぐら)川の三河川の合流する地点を中心に開ける。東は安濃(あの)郡川合(かわい)村。古代から中世にかけては久利郷に含まれた。正保国絵図に村名がみえ、高七一八石余。元禄一〇年(一六九七)の石見銀山領村々覚によると田方五三八石余・畑方一八九石余、年貢高は米三三七石余・銀一貫五〇九匁。家数は本家八九・門屋九八、人数七九〇。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by