久志検村(読み)ぐしきぬむら

日本歴史地名大系 「久志検村」の解説

久志検村
ぐしきぬむら

[現在地名]知名町久志検ぐしけん

赤嶺あーに村の西に位置する。後方竿津さおづ山の丘陵があり、地名山越えの地にある焼畑キナに由来するという。屋者やじや地区の元禄三年(一六九〇)銘の墓碑には「久志検」「具志堅」という二つの表記がみえる。久志検は間切名ともなっているが、間切役所は和泊わどまい(現和泊町)に置かれた。安政四年(一八五七)からは西にし方に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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